皆様こんにちは。月曜担当のミヤケです。

週末の雨で気温がぐっと下がってきた印象ですね。昼間も肌寒くなってきました。体調の管理に気を付けて下さいね。

さて本日は志望動機についてお話ししましょう。

転職の際の志望動機は非常に重要なのですが、意外と軽視されています。余り良く考えずにこの志望動機を伝えてしまう方が多いようです。

突然ですがここで質問です。

街を歩いていると、見ず知らずの人に、「あなたの時計を私の時計と交換してもらえませんか」と言われました。150万円する高価な時計です。次の三人のうち、誰の求めになら応じても良いと思うでしょうか？　※誰も騙す意図はなく、正直な人物であるという前提でお考え下さい。

Ａさん：「私はあなたの時計が一目で気に入りました。素晴らしいデザインで、特徴あるムーブメントが素晴らしいと思います。その時計は私の腕にも似合うはずです。替わりに私のこの時計をどうぞ」

Ｂさん：「祖父母に育てられた私は大変なおじいちゃんっ子なのですが、一昨年その祖父を亡くしました。あなたの時計は祖父が使っていたものと非常に良く似たデザインなのです。是非私にその時計を譲っていただけませんか。替わりに私のこの時計を差し上げますので」

Ｃさん：「私の時計は△△社の◇◇シリーズの限定モデルです。180万円のもので、このカタログをご覧いただければすぐにお分かりになります。時計の価値がお分かりの方とお見受けいたしました。お持ちの時計は素晴らしい。是非私のものと交換していただけませんか」

いかがでしょうか？

…
応えは明白ですね。全員がＣさんを選びます。

何故でしょうか？

Ａさんは欲しいという熱意を訴え、Ｂさんは何故欲しいのかという理由を伝えてくれましたが、二人とも「自分の都合」を伝えていますね。

Ｃさんは交換する自分の時計の価値を具体的に伝え、交換することによって得るあなたの利益を伝えてくれました。

実際には有り得ない状況ですので、一見どれも怪しげに感じられるかも知れませんが、要点はお分かりいただけましたね。

志望動機も同じで、あなたを採用することによって、具体的にどのようなメリットが得られるかを伝えて上げることが大事な点なのです。

具体的には、ご転職を支援させていただく際に、実際の面接前に直接お伝えしますのでお楽しみに！