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miyake さんの日記

2014
11月 10
(月)
16:15
天職なのかどうかの見極め
カテゴリー  未分類
本文
皆さんこんにちは。月曜担当のミヤケです。

ご転職活動を行っておられる皆さんの中には、「天職を見つけたい」という
お気持ちの方が多いのではないでしょうか。

「今の仕事は天職ではない」「次の仕事が天職だったら良いな」といった
発言を面談の際に良く耳にします。

けれど皆さん!そのお仕事が天職かどうかを決めるのは、そのお仕事その
ものではなく、皆さんご自身です。

例えば高校球児を思い浮かべて下さい。雨の日も暑い日もユニフォーム
を着て白球を追い、走ったり素振りをしたり基礎体力作りをしたりします。
試合そのものは面白いと思いますが、練習はそれ程面白いものではない
かもしれません。中には嫌々やっている部員もいるのでしょうが、それでも
多くの野球部員はきつい練習も含めて、自分のやりたいこと(野球や
甲子園出場)の一環として取り組んでいます。そして引退する時には
「最高だった」と思う訳です。

スポーツに限らず、音楽の演奏やその他の事に例えてみても良いかも
知れません。もしかしたら最初からカーネギーホールで演奏するような
能力は身に付かないかも知れませんし、辛く単調な練習をこなさなけ
ればならないかも知れません。その部分だけを切り取ってみると面白く
ないと感じるようなことも、全体を振り返ると意味のあるものだったという
ご経験を皆さんなさっているのではないでしょうか。

転職された方は、新しい環境に入ることになり、多少なりとも適応に
苦労されます。また、業界や職種が変わったりして、まずは慣れるのに
相当の努力が求められる場合もあるでしょう。そして、それまで慣れ親
しんできた環境や業務内容と比べて、置かれた状況が「面白くない」
と感じてしまう事もあるかも知れません。

だからと言って、それが「天職ではない」とは限らないのです。天職か
どうか見極めることは極めて難しいことが多いですが、少なくとも短期間
で「慣れられないから辞めてしまおう」と思ってしまうような考え方であれ
ば、天職を見出すのは難しいかも知れません。

もしも転職される場合には、まずはそこで頑張ってみようと腰を据えて
取り組んでみて下さい。何か月かで前職で就業されていたのと全く同
じ心理状態や業務のスピードで全ての事に取り組めるのであれば最高
ですが、なかなかそうはいかないものです。

「なかなか天職に巡りあえない」と言いつつ転職を繰り返してしまう方は
まず一つのところで腰を据えて頑張ってみるという資質をご自身の中で
育んでみることが最優先事項かも知れません。

是非、次のご転職ではじっくりと取り組んでみて下さい。
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